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眠りから覚めるときの感覚は、いつ体験しても不思議だ。
ゆっくりと糸で引き上げられるような、心地よい浮遊感。
いつまでも、この状態でいたいと願ってしまう。
まぁ、無理な話だけど。
「ねぇ柳、起きて。もう8時だよ!!」
突然声をかけられ、夢の世界から一気に現実世界へと引き戻されてしまった。
あぁ…。もったいない。けど、仕方がない。
もう一度眠りたい気持ちを抑え目を開くと、俺の最愛の人…双樹がにっこりと笑っていた。
桃色のワンピースの上にレースのエプロンをつけて、右手にフライパン、左手にはフライ返しを持っている。
少し前まで、朝食を作っていたんだろう。
食欲を刺激されるにおいが、リビングから漂ってくる。
あぁ、腹減った。
「ん…悪ぃ。寝坊した。」
「別にいいよ。冷めちゃうから、早めに食べてね。あとコーヒーは自分で淹れてね。」
がーっと早口で言いたいことだけを言うと、双樹は踵を返し、鼻歌を歌いながら寝室を出て行った。
…なんだか、やけに機嫌がいいな…。
今日はあいつの誕生日でも俺らの記念日でもないしな…。
てゆーかなんで朝っぱらからしっかりメイクしてんだ?
いつもなら出かける直前とかにしてんのにな…。
どーでもいいけど、なんで寝室にまでフライパン持ってくるんだ…。油がたれるだろ。
完璧に覚醒しきっていない脳で、色々と考えた。
…最終的にはどうでもいいことが頭の中いっぱいに広がってしまったけど。
「まぁいいや…。いい加減起き…」
「じゃ、いってきまーーーす!!!」
「…は?」
…玄関から聞こえた、双樹の大きな声。
バタンと閉まった扉。
静まり返った家の中…。
双樹が俺を起こしてから、扉が閉まるまでの間、わずか3分。
…あまりにも素早い行動に、俺は呆然としてしまった。
なんなんだ…一体…。
さっぱりわけがわからぬまま、俺はとりあえず空っぽになった胃を満たすため、リビングに向かった。
これが、すべての始まり。
~あとがき~
はい。突然始まってしまった素晴らしきヘボ小説もどき。
自分の文才のなさにびっくりしました。
これからグダグダ続いていきますが、よろしければみてやってください。
展開が早いなぁ…。文を作るのは難しい。
あぁー国語能力が欲しいです。
中学では合気道やってました。
一応、黒帯初段。
ブランクありすぎてほぼ忘れた。
絵を描くのが好き。
自己満のために描く。
あんまりアップするつもりはないけど。
オリキャラ、版権、擬人化にNL、BL、GLと無節操なので、ご注意ください。
ゲームも好き。
ポケモン大好き。
任天堂好き。
ゆめにっきも好き。
その辺はボチボチ記事内で語っていきます。
飽き症なのでそんなに頻繁には更新しないと思いますが、宜しくお願いします。
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